九鬼家のダッシュ!!🏃‍♂️🏃‍♂️

タグ:ダッシュの練習

こんにちは。

筑波大学大学院 九鬼靖太です。
さて、今日はプロサッカー選手たちとスプリントトレーニングを行ないました。

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右から・・・
猶本 光 選手;浦和レッズレディースに所属、ヤングなでしこ主将。
わたくし、九鬼靖太
原口元気 選手;浦和レッズ所属、2013東アジア日本代表。
加瀬 光 選手; 専修大学体育会サッカー部所属。


非常に豪華なメンバーでトレーニングさせて頂きました。
トレーニングの内容は、猶本選手が普段行なっているものでした。

スプリントのための基本的な準備運動を行い、
チューブと段ボールを用いたスプリントドリルをメインに行ないました。
(具体的な内容は後日に紹介させて頂きます.)
途中からは私のボスである谷川先生も参加していただき、濃い内容となりました。

(以下はトレーニングの案です。これを少し変化させながら、、、)

今後も今回のような、
陸上競技の魅力を他競技の選手に伝えられるような活動や機会を大切にしたいと思います。
私たち兄弟含め、みなさんで陸上競技を盛り上げるには
我々陸上選手がもっている魅力を外へ発信すべきかと。。。

機会があれば、是非とも他の競技の選手ともトレーニングの話をしてみてください。
如何に陸上選手が一般的に興味深いトレーニングを行なっているかを再確認でいると思います。

とりあえず!!
原口選手、めざせワールドカップ!^^


お読み頂きありがとうございました。


九鬼靖太 

こんにちは。
筑波大学大学院 九鬼靖太です。

以前、海外の練習方法を紹介させて頂きました。
今日はその第2弾ということで、海外のYou Tubeのトレーニングを紹介します。
まだ1回目を観られていない方は以下のリンクから観てみて下さい。
「海外の練習」 


さて、前回は陸上競技の練習でしたが
今回は少し陸上から離れてみようと思います。

陸上以外の練習をどのようにして、陸上の練習に移し替えるか。
という視点で見て頂ければ幸いです。

選手の方は自分たちでできる練習を、
コーチの方は練習に取り入れられるものを、
発見頂ければ幸いです。

1.二人組で行なう補強練習

2人組で行なう補強練習はいくつかあると思いますが、
この映像では、その2人組での補強練習のバリエーションを増やしてくれます。

特に注目して頂きたいのは、重りを使わずに人を使って負荷を高めている点です。
不安定な重り(人)を用いることで安定性も求められます。
一度、試してみて下さい。

<動画を観れない方はこちらをクリック!!>

この補強をこの方法と組み合わせるとおもしろいかも。。。→→「補強トレーニングの組み合わせ方」


2.バルセロナ(サッカー)のスーパーキッズ
次は、バルセロナ(サッカー)のユースが行なっている、トレーニングです。
練習内容はラダーやスラロームなど、クイックネスのトレーニングに位置づけられます。

なにより小さな子どもの動きの速さと、可愛らしさ。
純粋に競争を楽しんでいる風景が微笑ましい。

 
<動画を観れない人はこちらをクリック!!>


3.野球選手のドリル
最後に、野球選手のトレーニングです。
この映像では特に横の動きを強調しています。
股関節の外転運動を行なうことで、中殿筋や大臀筋に刺激を与えています。

陸上選手にとっても中殿筋や大臀筋は重要です。
時には違う方向からトレーニングを行なってみるのも作戦の一つになると思います。
 

こんにちは。
今日は、いろいろな海外の練習の紹介をします。

海外のアスリートの練習って興味があるけど、、、
英語で、しかも海外の練習をYoutubeで検索するのはめんどくさいし、よくわからない。。。

そこで!今回は、YouTubeにアップされている陸上の練習をまとめて紹介します
基本的には陸上の練習を紹介しますが、
種目は短距離以外の練習も多く紹介しています。
ぜひ、興味のある映像をチェックしてみてください。


1.ボルトの練習
まず一つ目は、ボルトの練習です。
これは、短距離選手であればだれでも興味があると思います。
映像の中でボルトが言っています。
「試合に勝つためにはとてもつらい練習をしなければならない。
練習をしたくない時もあるけど、勝つためには練習をしなければならないんだよ。。。」
ボルトが試合では見せない渋い顔で走っています。
やはり、ボルトも練習ではつらいんですね。^^;

<映像が観れない人はこちらをクリック!!>


2.やり投げの基礎的な練習
次は、ソルキドセン(ノルウェー)というやり投げの世界トップレベルの選手が行っている補強練習です。
短距離選手がやり投げ選手の練習と共通するところは、「体幹を固定させる」という点です。
彼らやり投げ選手は、やりに振り回されないように体幹練習を行うのと同じく、
私たち短距離選手も、高速に動く手足に振り回せれないように体幹練習を行います
僕たちも兄弟でこの映像について話したことがあります。^^
補強練習の一部に採用してみてはどうでしょう?

「体幹を固定させる」という点に注目して映像を観てみてください。

<映像が観れない人はこちらをクリック!!>


3.砲丸投げ選手のウェイトトレーニング
次は、ジャッコギル(ニュージーランド)という砲丸投げのトップレベルの選手のトレーニングの映像です。
ここで注目したいのは、ウェイトトレーニングの組み合わせ方です。
彼らはウェイトトレーニングで非常に重たいベンチプレスを行った後、できるだけ早い腕立て伏せを行います。
ベンチプレスで大きな力を出したあとに、腕立て伏せでスピードの出します。
短距離に置き換えると、、、
スクワットを行った後に、連続ジャンプを行ったり、ダッシュしたり。。。
自分なりに工夫して、ウェイトトレーニングにひと手間かけてみてはどうでしょう?^^

「ウェイトトレーニングの組み合わせ方」に注目して観てください。

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4.マーク走
最後は、ルメートレ(フランス)の100m選手です。
彼は、白人・黄色人の中で唯一、9秒台で走った選手です。
日本人としてはとても参考になる選手だと思います。(スパイクはasicsだし。笑)
映像はマーク走をしているものです。
マークとマークの間はおそらく7~8足長だと思います。
10m加速→マーク10個→20mダッシュ
とすると、マークの後のダッシュが走りやすくなると思います。
一度、試してみて下さい。^^

<映像が観れない人はこちらをクリック!!>


どうでしたでしょうか?
次に紹介するときには、
跳躍選手の練習映像を中心にしたいと思います。
短距離とはつながるところも多いと思うので。^^
他にも、ヨーロッパのサッカー選手のフィジカルトレーニングの映像も紹介できればいいなと。。。

何かリクエストがありましたら、コメント頂けるととてもうれしいです。
ありがとうございました。


九鬼靖太






こんにちは。
筑波大学大学院 九鬼靖太です。


今日は補強トレーニングの仕方についてお話しします。
みなさんは、普段どのような補強を行ないますか?
多くの人はメインとなる練習が終わってから、補強練習を行なうと思います。

メイン練習はメリハリをつけてしっかりと練習すると思いますが、
 それに対して、補強練習は友達と話しながらだらだら行なうことも多いかと。。。
(実際、私がそうでした。。。)

そこで補強練習をメリハリがあって、楽しいものにするために!
補強をいくつか組み合わせて、友達と競争してみるとおもしろいと思います。
例えば、、、
V字腹筋×10回→バービージャンプ×5回→背筋×20回。。。など


チームを組んでリレー形式にすると、白熱して、だらだらとした補強練習も楽しくなります。
 

実は、このような考え方はアメリカではとても人気があります。
いくつかの種目のトレーニングを組み合わせて、誰が最も速くそのセットを終わらせられるかを競う、
非常に単純な競技です。
競技の名前は、Cross Fit Games(複合的なフィットネスゲーム) 
一度、以下の映像を観てみて下さい。
トレーニングのヒントになると思います。^^
  
<動画を観れない人はこちらをクリック!!>

「アメリカ版、サスケ」 みたいな感じですね。。。

普段行なう補強運動を、このように組み合わせてみると楽しいと思います。
ぜひ、実践してみて下さい。

九鬼靖太 

こんにちは。
筑波大学大学院の九鬼靖太です。

今回はウェイトトレーニングの時に挙げる重さ(挙上重量)について話します。
みなさんは、
「ウェイトってどれだけ重たいものを挙げた方が良いの?」という疑問から始まり、、、
「重たいものを挙げると筋肉が遅くなるからしないほうがいい。」
とか
「軽いのでしても実際にはあまり強くならないから、回数を多くした方がいい。」
などという話をよくすると思います。。。
結論からいうと、「どれも正しい」と言えます。
ただし、そこには順番があり、順番を整理することが大切であると考えます。

まずはウェイトトレーニングの重さの種類を考えようとおもいます。
①最大筋力法;非常に重たい重量(90%~100%)を1~3回行なう。→最大筋力アップ
②最大反復法;重たい重量(70%~80%)を8~12回行なう。→筋肥大
③最大スピード法;軽い重量(50%~60%)を6~8回行なう。→スピードアップ

そして順番です。。。
順番は試合から遡ることにします。
以下の画像を参考にして下さい。
スライド1

ウェイトトレーニングは色々な方法が提案されていますが、上の順番と手段が最も基礎的であると考えます。
このような考え方は「ピリオダイゼーション」といわれ、カナダのTudor Bompa氏が体系的にまとめあげています。
これは、いわゆる試合への「調整」です。

みなさんも是非、自分のウェイトトレーニングのピリオダイゼーションを確立して下さい。

尚、以上の考え方はあくまでも一般的な内容のものであり、特定の参考文献を用いる必要はないと判断しております。ご了承下さい。

九鬼靖太






 

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